こんにちは!イラストレーターのうさみ みのり(@usawhip15)です。
今回も私なりに思った出来事についてお話しさせていただきます。
3年ほど前の話ですが、当時働いていた職場の上司からこう言われたことがあります。
「嫌いな人に対して無理に好きにならなくていいから、ご近所さんレベルで仲良くしてほしい」
私はこだわりが強い性格のため、どんな時もどんな場所でも人間関係で悩んでいました。
その職場でも一部の同僚たちが本当に気に食わなくて、嫌いで仕方なかったんです。嫌いだから関わろうとしませんでした。
私は昔から「この人無理!嫌い!」となったらすぐに心を閉ざしてしまうタイプで一度そういうレッテルを貼ってしまった人は人として好きになれませんでした。
当時の私も上司の言葉に対し、「いや、そんなこと言われても」と思うだけで何一つ変わろうとしませんでした。
でも3年の時が経って、歳をとってたくさんの人と出会って関わっていくうちに少しずつ考えも変わりだして、
今は少しずつですが柔軟な考え方ができるようになってきた気がします。
昔は自分のことで精一杯で私の気持ちが最優先、他の方の気持ちを考える余裕なんてありませんでした。
でも今は上司の言った言葉に対し「確かにそうだよね」と思えるようになりました。言葉の裏を読めるようになったというか…。
みんな価値観はそれぞれ違うし気に食わないところもあるかもしれない。
それに、精神的に追い詰められてしまうような相手じゃなく、「悪い人ではないんだけどなんか合わない」という程度で、
同じ職場・同じグループとかなら「ご近所さんレベルで交流する」のは大事だなと気付きました。
「この人無理!嫌い!」ですぐに心のシャッターを閉ざすのは悲しいし、そればっかりだといつかきっと人生のどこかで人間関係の壁にぶつかってしまうはず。
友達にならなくていい、好きにならなくていい。
だけど、ゴミ出しのタイミングでたまたま会って「あ、こんにちはー」って挨拶交わすみたいな、
そんな感じでいいから程よく仲良くなれたらいいなって。
ほんの少しの変わってみようという想いが意外と自分の人生を大きく変えるのかもしれませんし。
お知らせ
3月18日にペンネームの方を「兎実 実ノ里」から「うさみ みのり」に改名させていただきました。
漢字からひらがな表記への変更だけではありますが、今後はこちらの名義で活動していきますので改めてよろしくお願いいたします!