こんにちは!うさみ みのりです。
前回お話しした通り、今回は小学校に入学してからの出来事を書きたいと思います。
↓前回の記事
喋らない子と認識された
小学校に入学し、先生や親に褒められたかった私は優等生でいようと張り切っていました。
みんなが賑やかにお喋りしたり騒いでも、優等生でいたかった私はただとにかく静かに過ごしていました。
そんなある日、先生には大人しい子。クラスメイトには無口なやつだと認識されてしまったのです。そんなつもりはなかったのになぁ…と思ったんでしょうけど、当時の私は恐らく何も言えなかったんだと思います。
とまあ、そんな風に生まれつき自分の意見を家族以外に伝えることが苦手だったあの頃の私でしたが、小学1年生の頃はある程度喋っていましたし、友達もいました。
しかしそこからだんだんと何も言えなくなり、本当に無口になるのはもう少し後だったりするのですが……。
人生初のいじめ?
小学一年生の時、私は生まれて初めて他人にいじめられました。
その子は男の子で私が大人しいことを理由に色んなちょっかいをかけてきました。
当時の私は彼がほんっとうに大嫌いで仕方なかったです。
でも、彼はクラスの同じグループにいたので、席は近くで、給食も掃除当番も一緒だったので避けることはできませんでした。
しかし、学校で文化祭があった日に私の考えは少し変わりました。
私はホラー系が苦手なんですが、同じグループの子たちはお化け屋敷に入りたがっており、その事を担任の先生に相談したところ…小学一年生じゃ、言うこと聞かないと思ったんですかねぇ…。
なんと、私が「体調が悪いから面倒を見ながら文化祭をまわってほしい」とグループの子に伝えました。
「いやいや先生!そんなの意味ないし、何ならごまかさず正直に言ってよ!」と私は思うのですが、何故そんな事を言ったのか未だにわかりません。
それを知った彼は「うさみ、しんどいなら無理すんなよ」と心配してくれました。
文化祭が終わった後に掃除をしなきゃいけなかったのですが、その時も「俺たちがやるからいい」と気を遣ってくれたのです。
仮病だったのに申し訳ないなぁと思いつつ、良いところもあるんだなと思いました。
今思えば彼は小学生男子あるあるな、気になる子に素直になれないタイプの子だったのかなーなんて思います。
そんな感じでこのくらいは今思えば可愛い話なのですよ。本当のいじめが始まるのはまだ少し先のお話です。