ASDの特徴 変わらない表情(私の場合)

こんにちは!イラストレーターの兎実 実ノ里(うさみ みのり)です。
私はASD(自閉症スペクトラム)という障害を持っています。

今回はASDの特徴の一つである、「表情が乏しい」ということについて私の経験談をお話させていただきます。

幼稚園児までの私は笑ったり泣いたりする、普通の子だったと思います。
とはいえ、人見知りで大人しいと言われるのは昔からなので、周りの子たちと比べたらそんなにコロコロ変わらなかったんじゃないかなぁと思います。

ですが、問題は小学生になってからのことです。私は優等生になろうと意気込んだ結果、大人しい子から喋らない子に認識されてしまいました。

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上記の記事の通り、自分の意見が言えなくなった私は元気を失くし、どんどん無口になり表情が乏しくなってしまいます。

そして小学4年生頃から私はいじめに遭ってしまいます。そんな私はクラスメイト…いえ、学校にいる全ての人が大嫌いでした。大人になった今も良くは思ってません。
全員がいじめっ子ではなかったのですが、「見て見ぬふりもいじめ」ということで私は全員が敵だと思っていました。

ある日、クラスメイトが「兎実さんの笑った顔、見たことない」と言ったのですが、みんなが嫌いだった私は絶対に見せるもんか!とムキになってしまいました。
しかし、子供の頃の経験ってやっぱり後に響くものなのでしょうか?中学生になってからは悲しくて仕方ないのに泣くこともできなくなってしまいました。
いじめられて心が痛い、辛い、苦しい、そう感じていたはずなのに、眉一つ動かせなかったです。

家に帰ると笑うことはできました。でも泣くことは全然できなかったです。
(ただ、中学2年生の冬に糸がプツンと切れるように急に泣き出してしまう日が来るのですが…また別の記事で)

あの時笑えてたら、表情が豊かだったら私の見る世界は違ったのかな、なんて思ったりします。

今はそれなりに笑うことはできますが、「楽しい!」と思っても全然笑えないのはやっぱり生まれながらのものなのかなぁなんて思いました。
例えば、美味しいものを食べて美味しそうに食べる方って私、すっごく羨ましいんですよね。顔に出ててヤダ!って方もいるかもしれませんが、
周りにわかってもらいやすいという部分では良いんじゃないかなと思います。私にとってはとても素敵に感じますけどねぇ…。

私なりの対処法について

じゃあどうすれば?って話なんですが。
ASDの方は表情があまり変わらなくて、周りが「つまらないのかな?」と思っても本人は楽しんでることもありますし、逆に「大丈夫そうだな」と思っても必死に我慢してる可能性もあるので勝手に決めつけずちゃんと心の声を聞いてあげてほしいなぁと思います。

それはASDに限った話ではないですけどね。私は今も昔も母とのコミュニケーションは多い方です。
でも肝心の「いじめられている」ということには話せていませんでした。かといって、根掘り葉掘り聞くのはご本人のプライバシーもあると思うので「大丈夫?無理してない?」とか「我慢しないで言っていいんだよ」って言うのは良いのかもしれませんね。

あくまでこれは私の体験談です。ASD(自閉症スペクトラム)を持つ方に役に立てるかわかりませんが、「へー、こんな人もいるんだ」程度にご理解いただけたら幸いです。

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